2002-06-30 [長年日記]

_ 治療

◆うつ病が発症して半年たった。治療を始めて約5ヶ月、途中で医者を替わり薬も変わって、全部やり直しになってから約1ヶ月。自分では良くなったとも悪くなったとも感じられない。早朝覚醒が無くなった分、良くなってるのかな。

_ 最近読んだ本

◆とか何とか言って、本は読めるようになった。でもまだ集中力が続かないので、5ページほど読んでは一息入れて、の繰り返しだけど。

歩兵型戦闘車両ダブルオー(坂本康広著・徳間書店)
第3回日本SF新人賞佳作入選作。帯の「小松左京氏絶賛」に惹かれて読んでみたが、なるほど、面白い。税金でロボットを作るとか、その際入札にならないよう随意契約にするとか、変形合体すると「電気ポッド」にそっくりな情け無いロボット、手取り20万で化け物と戦う乗組員(国家公務員である)。設定も仕掛けも、ストーリーも良く出来ている。最後は無理やりまとめた感はあるが、最近の小道具だけ達者になったハンパなSFより、よっぽど骨格がしっかりしている。SFファンにはお勧め。

システム障害はなぜ起きたか みずほの教訓(日経コンピュータ刊・日経BP社)
なんで休職中にこんな仕事っぽい本読むかなぁ。まぁみずほ銀行のトラブルの顛末には興味あったけど。後半のエラソーに薀蓄たれてる部分は読み飛ばした(笑)

依存姫(菜摘ひかる著・主婦と生活社)
整形、買い物、ホストクラブ、セックス等に依存しなければ生きていけない女の子たちを描いた、著者初の書き下ろし小説(というか短編集)。ここに描かれている女の子たちは、著者の姿の反映であることは間違いないのだけど、この人の書くものは、なにか心を奥底をチクチクと刺すものがある。それが何かは分からないけれど。