2002-06-01 [長年日記]

_ スパイダーマン

◆観てきた。下のほうにネタバレ付き感想を書くので、これから観ようと思ってる人はご注意あれ。

_ ドキドキXP

◆こないだ入れたウチのXP君、10回に3回くらいは起動途中か終了途中で固まってくれるので、毎回中々にスリリングな気持ちを味わわせてくれる。おかげで何度セーフモードで起動したことか。M$に安定・堅固を期待するのが、そもそもの間違いか。

_ カラオケ

◆久々に行ったけど、あまりに声の出ない自分に愕然。ってまともなボイトレもしてないんだから、当たり前だけど。英語の歌も、発音がやっぱり悪くなってノリがおかしいしなぁ。これはカラオケに通って修行し直すしかないか?(違;)

_ 『宇宙へのパスポート』読了

◆SF作家笹本裕一氏が、種子島はおろかヒューストン、ギアナまで飛んでいってロケット打ち上げ取材をまとめた本。こういうのがSF作家(宇宙作家クラブ)から出るのは幸運なんだかなんだか、複雑な心境だなぁ。いかにちゃん取材できるマスコミがいなかったかってことだもんな。

◆とはいえ、とにかくロケットに興味はあるなら読んで絶対損は無い本。

_ スパイダーマン感想

◆てな訳で、ネタバレ付き感想。とりあえず、昔っからのスパイディファンとしては糸を投げつつビルの間を飛び回る爽快感にとりあえず満足。原作中で、ピーターにスパイダーマンとして生きることを決心させた「大いなる力のあるところには、大いなる責任も付きまとう」という言葉も効果的に活かされていたと思う。ピーター自身の人間的な優しさと、スパイダーマンとしての葛藤も表現されていて、全体的にはよく出来ていたと思う。

◆納得いかない点。スパイダーウェブが手首から勝手に出るようになったのはいかんなー。あのカートリッジを替える瞬間、無防備になるのが最大の弱点で、そこをどうかわすかがドキドキだったのにな。あと、戦闘中に相手をおちょくったりする、あの軽口がほとんど無かったのが残念。あれがポンポン出てくるところが面白かったんだけどなぁ。

◆敵役もなぁ、イマイチ存在理由が希薄だぞ。あのボンボン2世が「父の仇は討つ!」とか言ってたのは、パート2への布石か?(^^;

_ スパイダーマン的補足

◆上記で「原作」といっているのは、いくらなんでもマーベルコミックのことではありません(^^;そこまでマニアじゃないっす(^^ゞかなり前に、ハヤカワ書房で文庫化された、確か4巻位のシリーズを言ってる。「その程度で原作がどーのこーの言うな!」と思われた方、すみません、その通りです。でも、あの文庫シリーズ好きだったんだよなぁ。このブームに乗じてもっと出してくれないかな。

◆で、上記のカートリッジだけど、映画では手首からスパイダーウェブというクモの糸発射器官が自然に出来ちゃうのね。でも原作では化学の得意なピーターが自分で開発して、手首に発射装置(手のひらのスイッチを中指で押すと発射する)を装備するいう設定になってる。ウェブはカートリッジ式の交換タイプ。基本的にそれ以外に武器の無いスパイダーマンは、ウェブが使えないと絶体絶命なわけで、その場合にカートリッジ交換の時間を稼ぐのに、相手をおちょくりまわしたりするのが得意技なのよね。この映画ではそういうシーンは一切ないので、そこが残念。

◆うーむ、書こうと思うといくらでも書けるから、この辺で止めとこう。

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